阿蘇や熊本城だけじゃない!熊本のドライブスポット・小国、南小国温泉編

小国、南小国地域は阿蘇山と九重連山という2つの火山に挟まれた地域にあるため各地に温泉がたくさんあります。今回ご紹介するのはその中でも最も人気の温泉地です。

劇的な復活劇を遂げた温泉地 黒川温泉

熊本を代表する温泉地といえばこの黒川温泉です。伝承によれば泥棒が罰として首をはねられそうになっていた時、地蔵が身代わりになることで死罪を免れたことで村人はその地蔵をお祀りするようになりました。ある細川藩士がその地蔵を持ち去ろうとしますが突然重くなって動かせなくなり藩士は諦めその場に放置して立ち去ります。村人がその地蔵を近くの岩場に奉祀すると、その岩の裂け目からお湯が出てきました。これが現在の黒川温泉の発祥と言われています。

この黒川温泉は国民温泉保養地の指定とやまなみハイウェイが開通したことで一時期盛り上がりますが、すぐに廃れるという状況に陥りました。しかし、1件の温泉宿だけがお客の入る温泉があったのです。それが黒川温泉を復興させるきっかけになった新明館でした。ここは有名な洞窟温泉などを提供してた温泉宿で、周囲の温泉もそれに倣ったところ客足が戻り、口コミやインターネットで全国に知れ渡る温泉地になったのです。

今もこの新明館が行った温泉づくりの理念が生かされ、それまで宴会向けの作りだった温泉街は田舎の風情が味わえる自然の中の温泉地として栄え、2009年にはミシュランにも紹介されたことで、多くの外国人旅行者が訪れています。ここでは1000円の入浴手形を購入すれば温泉巡りができると評判です。旅館毎に温泉の風情が違いますので、ぜひ全湯踏破を目指してみましょう。

1800年の歴史を持つ杖立温泉

杖立温泉は小国町から大分県日田市にまたがる温泉地です。開湯伝説によれば応神天皇の産湯と伝わっており、1800年の歴史があると言われています。地名は杖を使って来た人が入浴すれば帰りには杖いらずになり杖を立て置いたまま帰ったという短歌から杖立という地名になったようです。この伝承にあるように湯治の地として古くから利用され、江戸時代には熊本藩の御前湯が置かれていました。

古くから温泉地として賑わいますが、黒川温泉が人気になる頃には対照的に衰退していました。近年は歴史的な由来や昭和の雰囲気を残す町並み、温泉の蒸気を使った蒸し料理などの特徴を活かし、人気を取り戻しています。特に蒸し料理の中でもプリンが人気のスイーツとなっています。甘玉子という茶碗蒸しに砂糖を入れたプリンのような食べ物があったことに由来しているようです。そしてこの温泉地の最も人気のイベントが5月の鯉のぼりです。杖立川をまたいで全部で3500匹もの鯉のぼりがかけられる姿を見に全国から観光客がやってきます。

温泉宿は全部で18もあり、その多くが立ち寄り湯もできる宿になっています。出てくる源泉の温度はなんと98℃。これを利用した蒸し湯と言うものがあります。これは室温を高めるサウナと違って大量の蒸気で汗が蒸発するのを抑えられますのでサウナと入浴の効果がいっぺんに楽しめるというものです。その為、美肌にもよく、地元では風邪を引いた時に利用していたと伝わっています。

以上、この地域のもっとも有名な温泉をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?この他にもたくさんの温泉があります。小国、南小国に起こしの際はたくさんの温泉めぐりをしてみて見るのもいいかもしれませんね。

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